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加齢で起こる「物忘れ」のメカニズム


脳には、日常生活の出来事や新しく記憶した
情報などを整理する「海馬」という
小さな器官があります。
海馬で整理された情報は、脳全体の
約80%を占めている大脳の表面に広がる
大脳皮質」で蓄積されます。

物忘れは、この海馬の神経細胞の数の
低下や機能低下によって起こります。
つまり、情報を整理する海馬が正常に
働かないと、新しい記憶を受け入れられなく
なるわけです。

海馬はとてもデリケートで、血液が不足した
だけですぐに働きが鈍ってしまいます。
加齢によって物忘れが生じるのは、
脳血液減少が大きく関係していると
考えられます。

ほかにも、酸素不足によって脳がダメージを
受けたとき、強いストレスを感じたときにも
海馬は壊れてしまいます。
そのため、年齢を重ねるにつれて物忘れが
進むのはだれにでも起こり得ることなのです。


「物忘れ」と「認知症」の見極め方


物忘れは、認知症の初期症状でもあります。
しかし、物忘れが進むと必ず認知症になるとは
限りません。加齢による物忘れと異なり、
認知症の場合は、大脳皮質全体機能障害
よるものと考えられます。
特に前頭葉は、情報を整理するほか、
思考や感情、理性、性格などを司っているので、
その機能障害で、色々な症状を現れます。

単なる物忘れでは、メモをとる習慣をつければ、
生活に支障をきたすような問題は起こらない
でしょう。記憶の一部を忘れているだけなので、
そこを補ってあげればよいのです。

ところが、認知症が原因の物忘れは記憶の
すべてを忘れてしまっています。
記憶したこと自体を忘れてしまうのも認知症の
大きな特徴と言えるでしょう。

たとえば、物忘れの場合は、記憶したという
ことは覚えてはいるが、その名前などを
思い出せないといった状態です。
自分が忘れてしまっていることも自覚できます。
一方、認知症は物忘れをしているということ
自体がわかりません。


また、認知症は時間場所人に関する記憶が
混乱するのも特徴です。
現在の日付や時刻、自分がどこにいるかと
いった基本的な状況を把握することが
できません。物忘れではこのようなことは
ありませんから、時間や方向感覚が薄らいだり、
身近な人の記憶がなくなったりした場合には
認知症である可能性が高いと考えてください。

大切な思い出、家族の笑顔、
ずっと忘れたくないですよね。
予防とケアを今から始めませんか。

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